アメリカ駐在を控えた子連れプレ駐妻をサポートする
アメリカ駐在生活ガイド 駐妻SmartLifeです。
  1. ブログ
 

ブログ

2024/02/24

こんにちは。

アメリカ駐在ライフアドバイザーの松谷あさこです。


学齢期の子供を連れて海外駐在するということは

帰国後の進路も考える必要があり、ここが本当に悩ましいものです。


私は1回目の駐在は長女が小学校1年生の時。

私自身は帰国子女受験とは縁のない人間でしたが

同じ時期に駐在していた友人が数年後に帰国、

帰国子女受験で中学を受験しているのを聞いていて

なんだか大変そうだな、、と思っていました。


そんな最中、

2019年春、中1、小5、年中を連れての2回目のアメリカ駐在が決まります。

何よりもまず帰国後の彼らの進路の心配がありました。

駐在中も同じ年齢の子供を持つ駐在ママと会えば、

塾、英検、受験、などなどの話題が出ない日はありませんでした。


4年間のアメリカ駐在を終え、2023年夏に本帰国。

高校編入と高校受験が終わりました。

事前の帰国子女受験を聞いていた時期と4年間の実際の学齢期の子どもとの
駐在生活を合わせると約10年で培ってきた経験や気をつけてきたことなど

今だからお話しできることをざっくばらんにシェアしたいと考えています。


帰国後編入、帰国子女受験を経験したことは駐在生活のアドバイスをしている身として

私自身が感じてきた不安などを今現在進行形として同じ思いを抱えている方に向けて

何かしらの形でお伝えできれば、と考えてのシェア会です。

教育に携わるプロではありませんので、ぜひ具体的な受験対策などを知りたい方は

その道のプロの方々へ併せてご相談されてください。


双方向からの話を聞くことで、お子様にとってより良い選択を見出すこと、そして

親としてどうサポートしていくか、を知るお手伝いとなれば幸いです。


予約は3月のカレンダーよりご確認ください。
※全て日本時間での記載となります。アメリカ時間への変換はお手数ですが
必ずご確認ください。
※2024年3月10日より夏時間となりますのでご注意ください。

予約カレンダー

2023/10/12

こんにちは。

アメリカ駐在ライフアドバイザーの松谷あさこです。

主に駐在を控えているプレ駐妻に向けて渡米準備や海外引越に関してサポートをしています。

駐在中の子供の学校選び、悩みますよね。

駐在前相談の中で、特に多いご相談はお子様の学校に関することです。


現地校に入れても大丈夫だろうか?

お勉強についていけるのだろうか?

学年は落とした方がいい?

などのお子様の心配事は勿論、

具体的にどんなことに気をつけて探したらいいですか?

と聞かれることも多いです。


アメリカは州によるだけではなく、隣町の学区とすらカリキュラムや方針が違います。

日本からの編入に関しても対応が違うことがあります。

私自身も何度か編入していますが毎回戸惑うことがありました。


日系にするか現地校にするか、悩まれる方もいらっしゃると思います。

これからお話しさせていただく現地校選びについてのポイントを見て

総合的な判断をする基準になると嬉しいです。



さて、現地校選びの大きなポイントですが、


①現地校のランク

②年齢

③お子様の性格


の3点が大きく考えられます。


第一になぜ現地校のランクなのか、

これはやはりアメリカでは治安が重要だからです。

え?ランクの話をしているのに治安?と思われますが、その学校のランクでほぼそのエリアの治安が分かるからです。


アメリカでは高校まで義務教育です。

高校からどの大学に進学するか、これもまたその地域性が現れます。

“学区が良い”=“治安がいい”=“親の教育水準及び所得が高い”という構図がとても明確なのです。

学校ランク探しは、gradeschools.orgniche.comなどのウェブサイトが一般的です。

ほぼ全米の学校がリサーチのもと、ランク付けされているのです。
これ日本からしたらすごいですよね。。

実際に見てみると当然全てが英語で分かりにくいところもあるかと思います。

エリアを選択すると学校が絞られ、どの学校がどんなスコアなのか順位で見ることができます。

必ずしも上位や10近くないとだめ、ということではありません。

具体的な学校が絞れたらあとは通っている人がいないか?ツテを探せると良いですね。

ネットの情報は古いものもたまにありますし、旬の実際に通っている方の話が聞けることが一番確実です。


次に、年齢の面からの学校選びの注意点です。

駐在が決まった時の年齢はもちろんですが、駐在から本帰国するときの年齢にも割と大事です。

駐在期間は未定、という方も、数年先のパターンをいくつか想定してみてください。


お子様が未就学児の場合は、プレスクールと呼ばれるところが通うことが多いかと思いますが、

小さい年齢では、一般的には語学面での心配は不要です。

小さい子ほど馴染むのは早いです。

その分親が園との関わりが強いのがこの時期ですので、親の希望を忘れずに。

英語を話せないから日本の園がいい、アメリカの文化に触れてほしい、

子供が楽しく通えそう、家から近くて便利、評判が良い、

カリキュラム、保育時間、設備など、

親都合で優先順位を決めても良いと思います。

親が精神的にも安心安全に無理なく通わせられることは非常に大切です。


またこの時期に覚えた英語のスキル、日本に帰国後は何もしなければすぐに忘れてしまうことも。

小学生以降を日本で過ごす場合、日本語の遅れはすぐに挽回が可能です。

ただし、親以外とは英語でしか話してなかった場合、日本語のサポートは必要になります。


小学生以降になると、読み書きの学習が始まっていますので、お子様に合った選択が必要です。

学校によっては一学年落とすことをお薦めされることもありますし、その選択が良い場合もあります。

学校の方針次第では、学年を選ぶことを悩んでいてもそうできないこともあるので、

あまり先走って決める必要はないかと思います。

ただし、基本的には親との話し合いによって決めることもありますので、希望をできるだけ

詳細にお伝えできるようにしておくことが望ましいです。


本帰国の時期に中学進学、高校進学が重なりそうな年齢の場合、も要注意です。

その時期に受験をするか否か、受験するならどういう受験スタイルにしたいのかも重要です。

帰国子女の条件の期間を満たしているか、もそうですし、

英語を強みとしたいのであれば、それなりの駐在期間も必要です。


日本に戻り日本の学校で学ぶ場合、渡米中もある程度の日本語の習得や維持のためのサポートも出てきます。

平日は現地校、週末は補習校、または平日の夜に塾など、頑張っているお子様沢山いらっしゃいます。

2言語生活をすることに対する家族の方針やサポート体制から、日本人学校という選択も出てくるのがこの時期ですね。


 

最後のポイントになりますが、通うのは親ではなくお子様です。


学年が上がるにつれてお子様の自我も出てきますし、個性も出てきます。

環境の大きな変化への対応力もお子様によって違います。

また少しサポートが必要なお子様(スペシャルニーズ、と呼ばれることが多いです)向けの体制もアメリカはとても整っています。

学校や小児科に相談されると良いですね。

そして、親の勘やフィーリングも大切にしてください。

例えば、普段から音楽を流すとすぐに歌詞をそのまま歌い出す子はもしかしたら英語を早くキャッチアップできる可能性があるかもしれませんし、移動時間が苦手な子であれば近所の学校の方がストレスなく通えるかもしれません。

日本語での発達が遅かったお子様が在米中に英語の方が流暢に話せるようになったりも。

子供の成長や可能性は親が思う以上にびっくりさせられることが多いです。


ただし、子供のサポートにばかり目を向けて、親が頑張りすぎて心身ともに疲弊してしまっては本末転倒です。

日常的にお子様の生活をサポートする親が、運転がどうしても苦手、英語でのコミュニケーションに自信がない、という不安が拭えない場合は無理する必要はありません。


学校選びは最初に決めた学校にずっと通うことではありません。

その渡米時のベストだと思った選択です。

学校を変えるという選択肢もアメリカには当たり前に存在します。

皆さまがアメリカで健やかで有意義な駐在生活を送ることが一番大切だということを心に留めてより良い学校選びができますように。


より詳しい相談をご希望の方はHPよりお問い合わせください。


2023/07/25

こんにちは。

アメリカ駐在ライフアドバイザーの松谷あさこです。

主に駐在を控えているプレ駐妻に向けて渡米準備や海外引越に関してサポートをしています。

少し前は駐在中は妻は働けないと聞いていました。
(数えてみたら、それはもう15年以上前の話笑)

実は私が2009年に初駐在に出た時には私のVISAステータスはE2で
会社としても働くことは禁止していませんでした。
収入に応じて会社からの補助がなくなる措置はありました。

当時、お子様がいらっしゃらない上司の奥様は
それこそバリキャリで働いていらっしゃったのですが
私は2歳と0歳抱えて英語も話せない。
まだ専業主婦の方がやや多かった時代
働くことは少しも考えたことはありませんでした。

ですが数年後小学生の子供を持った駐在帯同ママが
現地の証券会社でフルタイムで働き出したり
狭い駐妻コミュニティでも自分のやりたいことを
諦めずにトライされる方がいたり。
(私の知る世界はとても狭くて閉鎖された駐妻コミュニティなので
もっといろんな方がいらっしゃったとは思いますが)
そう考えるとこの15年でだいぶ女性を取り巻く環境は変わったなと感じます。

特に2022年に一部のアメリカ駐在帯同者が有料の労働許可証を取得することなく
働けるようになったことで、駐妻が働けるチャンスがより身近になりました。

とはいえじゃあどうやって会社を探したりいいの?
なんて迷う方多いと思います。

ニューヨークを拠点にした全米で人材紹介をされているMax Consulting Inc.

さんは日系企業への紹介の実績も多く駐妻を積極的に活用されている会社へ
実際にご紹介されていらっしゃいます。
全て日本語で相談ができますのでぜひお問合せくださいね。
働くまでの第一ステップ、こちらにまとめておりますのでぜひご確認ください。

お子様がいないときの駐在帯同は、妻にとって孤独だったり

アイデンティディロスに陥る可能性も残念ながら秘めています。

仕事を始めるだけでなく、何か習い事に打ち込んでみたり
コミュニティに参加してみるなどもおすすめです。




2023/03/18

こんにちは。

アメリカ駐在ライフアドバイザーの松谷あさこです。

主に駐在を控えているプレ駐妻に向けて渡米準備や海外引越に関してサポートをしています。


2022年3月に駐妻界にビックニュースが飛び込んできました。

ある特定の駐在員の配偶者は労働許可証なしで働いてもいいですよ
という米国の移民局が定めたルール改正でした。

駐妻って働けないって聞いてた、とか
働くにはEADが必要なんだよね、(EADってそもそも何?><)とか
駐妻を取り巻く実態は見えにくいですし
情報も見つけにくいのが現状です。

キーワードを検索してこの記事に辿り着いた駐妻の方が
その一歩を踏み出せるきっかけになればと思い、ここにまとめました。

駐在員の配偶者が労働許可証なしで働けるようになったことは
アメリカの日系企業も注目し、積極的に帯同配偶者を雇用する動きが出ているとのこと。
この改正によって働くまでの手続が簡略化されたので働けるチャンスがある方は諦めずに挑戦してほしいと思います。


(目次)
  1. 駐妻って働けるの?
  2. 働くための条件は?
  3. 今回の改正の詳細
  4. どこでSをつけてもらう?
  5. 表記が変わったことを確認する方法
  6. 確定申告について

  • 1駐妻って働けるの?

駐在員に多いEビザ、Lビザの配偶者に発給されるビザは、就労許可を求めることができるビザです。
そしてこのビザに関して今回大きな改正がありました。
駐在員の会社が定めている独自のルールもあるかもしれませんので、会社への確認は必要です。
(その他のビザについては会社や移民弁護士などにご確認されてくださいね。)

  • 2働くための条件は?

Eビザ、Lビザの帯同配偶者はビザの他に労働許可証(EAD Employment Authorization Document)の取得が必要でした。
↑2022年3月からここが変わり不要になったのです!↑

このEADの取得については手数料410ドル、さらに過去の経験者の方からのお話だと、申請から届くまで遅い人は半年ほどかかっていたとのこと。
せっかくオファーがあってもすぐに働けない、また1年更新なので、毎年410ドルとこの更新作業に手間を取られることを考えるとかなりコストも労力もかかることが分かります。


  • 3今回の改正の詳細

EビザLビザ(さらにその中にもステータスは分かれますが、ざっくりとまとめています)の21歳以上の帯同配偶者は、
働くにあたり、2でお伝えしたEAD申請が一切不要!という改正です。


移民局サイトにおける発表された記事の原文はこちら

https://www.uscis.gov/newsroom/alerts/uscis-updates-guidance-on-employment-authorization-for-e-and-l-nonimmigrant-spouses


以下、パラグラフごとに翻訳と共に転記します。

(赤字が翻訳です)

 


USCIS Updates Guidance on Employment Authorization for E and L Nonimmigrant Spouses


Release Date

03/18/2022

U.S. Citizenship and Immigration Services is updating guidance in the USCIS Policy Manual to address the documentation that certain E and L nonimmigrant spouses may use as evidence of employment authorization based on their nonimmigrant status.


(03/18/2022に発表)

米国移民局USCISは、特定のEおよびL非移民配偶者がその非移民ステータスに基づく雇用許可証明として使用できる書類について、USCISポリシーマニュアルの記載を更新しています。



On Nov. 12, 2021, USCIS issued a policy announcement to clarify that we will consider E and L spouses to be employment authorized based on their valid E or L nonimmigrant status. Since the November 2021 announcement, the Department of Homeland Security added new Class of Admission (COA) codes to distinguish between E and L spouses and children.


2021年11月12日、USCISは、EおよびLビザ保持者の配偶者をEまたはL非移民資格に基づく雇用許可を有効とみなすことを明らかにしました。 2021年11月の発表以降、国土安全保障省はEおよびLの配偶者と子供を区別するために、新しい入国(COA)コードを追加しました。



As of Jan. 30, 2022, USCIS and CBP began issuing Forms I-94 with the following new COA codes for certain E and L spouses: E-1S, E-2S, E-3S, and L-2S. An unexpired Form I-94 reflecting one of these new codes is acceptable as evidence of employment authorization for spouses under List C of Form I-9.


2022年1月30日より、USCISとCBPは、特定のEおよびL配偶者について、新しいCOAコードを記載したI-94 Formの発行を開始しました。新しいコード、E-1S, E-2S, E-3S,およびL-2Sのうちいずれかが記載され、尚且つ、有効期限内のI-94 Formは、I-9 Form (雇用ステータス確認書)のリストCにある配偶者の雇用許可証明として認められます。



If you are an E or L spouse age 21 or over who has an unexpired Form I-94 that USCIS issued before Jan. 30, 2022, we will mail you a notice beginning on or about April 1, 2022. This notice, along with an unexpired Form I-94 reflecting E-1, E-2, E-3, E-3D, E-3R, or L-2 nonimmigrant status, will serve as evidence of employment authorization. If you are an E or L spouse and under 21, or if you have not received your notice by April 30, email E-L-married-U21@uscis.dhs.gov to request a notice.


21歳以上のEまたはLの配偶者で、USCISが2022年1月30日以前に発行した有効期限内I-94 Formを持っている場合、2022年4月1日以降に通知を郵送します。

当該通知は、E-1、E-2、E-3、E-3D、E-3R、またはL-2の非移民ステータスを表す有効期限内の I-94 Formと併せることにより雇用許可の証明となります。EまたはLの配偶者で21歳未満の方、または4月30日までに通知を受け取っていない方は、E-L-married-U21@uscis.dhs.govに通知を請求してください。


We will only send notices to individuals identified as qualifying spouses based on a Form I-539 approved by USCIS. Individuals who received their Form I-94 from U.S. Customs and Border Protection (CBP) should visit www.cbp.gov.


USCISによって承認されたフォームI-539に基づき、資格のある配偶者として特定された方にのみ通知をお送りします。米国税関・国境警備局(CBP)からI-94フォームを受け取った方は、www.cbp.govをチェックしてください。


https://www.uscis.gov/policy-manual/volume-10-part-a-chapter-2#footnote-20

の中に記載されています。 


Spouses of principal E nonimmigrants;[20]

Spouses of principal L-1 nonimmigrants;[21]



[^ 20] See INA 214(e)(2). As of January 30, 2022, an unexpired Form I-94 notated with E-1S, E-2S, or E-3S nonimmigrant status is acceptable as evidence of employment authorization for dependent spouses under List C of Form I-9. Form I-94 for dependents solely notated with E-1, E-2, E-2C, E-3, E-3D, or E-3R nonimmigrant status is insufficient to evidence employment authorization. Not all spouses of principal E nonimmigrants are considered employment authorized incident to status; exceptions apply. For more information, see Part B, Specific Categories, Chapter 2, Employment-Based Nonimmigrants, Section A, Employment Authorization for Certain H-4, E, and L Nonimmigrant Dependent Spouses [10 USCIS-PM B.2(A)].


[^ 21] See INA 214(c)(2)(E). As of January 30, 2022, an unexpired Form I-94 notated with L-2S nonimmigrant status is acceptable as evidence of employment authorization for dependent spouses under List C of Form I-9. Form I-94 for dependents solely notated with L-2 nonimmigrant status is insufficient to evidence employment authorization. For more information, see Part B, Specific Categories, Chapter 2, Employment-Based Nonimmigrants, Section A, Employment Authorization for Certain H-4, E, and L Nonimmigrant Dependent Spouses [10 USCIS-PM B.2(A)].



この記載の要点のまとめ


  • ビザホルダーのわたしたちが何か申請するものはある? → ない
  • ビザを取得する際の表記はどうなるの? → 今のところ変わらない
  • どこでわかるの?→アメリカへの入国履歴を管理している米国税関・国境警備局CBP内のI94にて管理。
  • どう反映されるの?→反映された情報はI94のアップデートで確認できる。I94上でのみビザ表記の末尾にSがつくことになる https://i94.cbp.dhs.gov/I94/#/recent-search
※I94とは、アメリカ合衆国に入国する外国人の出入国記録情報で、入国時に移民審査官に提出する書類の一つで、各非移民ビザに対してさらに連続で滞在できる連続日数が決められています。

ただし残念なことに、このルール改正された後、ビザ表記の後ろにSがつかない事例が頻発しています。

例えば、、
  • 通知レターは届いていたけれど、Sがついていない!
  • 2022年3月以降入国履歴がないけれど勝手にSがついていた
  • 2022年3月以降入国したのにSがついていなかった
  • 一旦ついたのに、再入国したらSが消えていた
  • 入国審査の際に上記の通知を見せても担当者が分からずSをつけてくれなかった(私の経験談)

などなど、、
もうそれはいろんな事態が起きていますね、、
これは、どれも自動アップデートではないことが原因ではないかと思われます。


  • 4 どこでSをつけてもらう?
ではSをどうやってつけたらいいのでしょうか。
更新の依頼のケースを聞いてみたところ、メールと電話のどちらも可能でした。
どちらのやり方も以下で詳しく説明しますが、今のところは担当部署に電話をされるのが最も早い手段のようです。


1メールをする

上記の赤い日本語訳にもあるE-L-married-U21@uscis.dhs.govへ連絡した方がいらっしゃいました。

私は2回ほどメールをしましたが、回答なしです。(途中で電話で変更できたからかもしれませんが、、)

ただし回答が来た方も1ヶ月ほど返答までかかったということでした。

CBPにメールで問い合わせた方もいるようです。

(サイト内に問い合わせページもあります)


2電話をする
私は前述したようにメールで全く回答が来ませんでした。
そこで夫の会社に相談しました。
会社から移民弁護士に問い合わせをしてくれて、CBP(米国税関・国境警備局)内の書類不備などの訂正を依頼する部署の連絡先を教えてもらいました。
ここからはあっという間でした!


Deferred Inspection Sites



州ごとに管轄があり、ニューヨークはここだけ。

しかも電話番号しか書いてないのですが、、


英語が得意ではない私は電話はあまりしたくなかったのですが
もう電話しかないので色々とやりとりを想定してから電話をしました。

名前やパスポート番号、入国日などを確認して

駐在員ビザ(Eビザ)のSpouseであること、

VISAにSをつけてほしいということを依頼したら
(実際は言っていることを聞き取れず何度も聞き返したりしています・・)
その場でカチカチパソコンを動かしている音が聞こえて
今変えたから少ししたらサイトチェックしたらいいよということで
All set!(できたよ!)
でその場で完了。

その後I94のサイトを見たら確かに変わっていたのです!
本当にものの5分で事が済みました!

  • 5 表記が変わったことを確認する方法
唯一、確認できる方法は I94はこちらのサイトです。




I94のページは名前とパスポート番号、生年月日ですぐ見られます。

もしこれからという方もまずは表記の確認をしてみてください。


  • 6 確定申告について

確定申告は夫婦合算でできる場合もありますが、その場合は駐在員企業で上限金額が定められていることが多いようです。

従い、所得金額によって配偶者ご自身で申告する必要が出てくることもあるでしょう。

その場合はきちんと申告をするためには、会社やプロに相談されることをお勧めします。

まずは働くにあたりどのような条件があるのか、を必ず確認しご自身が働きたい条件とすり合わせてくださいね。



以上長くなりましたが最後までご覧いただきありがとうございました。

Sさえ表記ができていれば、I94の表示されているページを会社に提出すれば良いようです。
今までのEADを取得する手間と比べたらとても楽になりましたね。


駐在員配偶者でアメリカで仕事をされている方は少なからず増えてきました。
アメリカで長年の経験と実績のある日系の人材紹介会社MAX Consulting Group Inc.では
駐在員配偶者の積極的な雇用を進めている企業の求人も担当されていらっしゃいます。
お問い合わせは全て日本語対応ですので、まずはご相談をされてはいかがでしょうか。
ニューヨーク、ニュージャージーでは人材派遣もされているので
ご自身の条件に合った求人も見つかるかもしれません。

【お問い合わせ先】
MAX Consulting Group Inc,
corporate@maxjob.com
tel 212-949-6660
ご担当:石原様、ホルトン様
(お問い合わせの際は駐妻SmartLifeのHPからとお伝えください)

同社にも同様の内容を記載させていただいております。


この記事を書くのに参照にしたサイトを載せておきますので

ぜひご自身でもご確認くださいね。

https://www.dickinson-wright.com/news-alerts/je-form-i9-update-l1-e1e2-nonimmigrant-spouses

https://imsvisa.support/post-4495/


こちらのYoutubeもとても参考になると思います。

アメスマチャンネル

アメリカで働く駐在妻必見!EAD(労働許可証)に関するルール変更、EビザLビザはEAD不要に!(2022年版)

https://www.youtube.com/watch?v=p8G5tssHRWo


2023/03/10

こんにちは。
アメリカ駐在ライフアドバイザーの松谷あさこです。

卒業入学シーズンで日本にお住まいの方はお忙しいことと存じます。
アメリカには4月始まりの年度という文化はないのはご存知でしたか。

とはいえ、駐在という立場上、日本の会社の人事などで3月4月は人の異動がとても多いです。
NYで新しい生活を始められる方に向けて気をつけておきたいことなどをアドバイスさせていただきました。

最初の打ち合わせで、編集者の方が私のインスタグラムを見ていただいて
ずっと参考にさせてもらっていたので、ぜひお願いしたいと思っていました
と仰ってくださいました。
このようにご縁がつながっていくのが少しずつ増えてきました。

調べたらなんでも載ってるよ!
なんて言われても、どれが正しい情報なのかわからないですよね。
一人で抱え込まないこと
その道の詳しい人から情報を得ること
特に期限の限られた中で進めるわけですから、上手に私のサービスを利用してもらいたいと思います。


ウェブ版はこちら


紙面版の記事はこちら
<<  <  2  3  4  >  >>