こんにちは。
アメリカ駐在ライフアドバイザーの松谷あさこです。
今年は2月2日が節分でしたね。
今日2月3日から旧暦で新しい1年がスタートします。
こちらのブログも気のむくままに書いていましたが
しっかりと書いていこうと思います。
というのも先日こういう本を読みまして。
この著者は、駐在を通して日本、イギリス、フランスでそれぞれ3人のお子様を出産!
そしてこの本では、その体験を元に見えた海外文化と日本の文化の違いを赤裸々に面白おかしく
書かれているものでした。
が、筆者が伝えたいことはそこではなく、、
日本での出産や子育て、そしてそこを取り巻く社会の在り方。
もっとママが安心して子育てできる世の中にしようよ、という強いメッセージがあります。
私自身、海外での出産の経験こそありませんが
本当に同じように感じることが多々あります。
特にママにとって、日本は子育てが窮屈に感じる場面がたっくさんあります。
例えば、日本での出生数が70万人を切ったという恐ろしい事実。
これは想定されていた減少幅の20年早いスピードということ。
女性の社会での活躍の幅が広がってきたという背景があるにしても
ヨーロッパでは当たり前に男女平等がありその中でも出生数を増加にできた
フランスの政策があります。
出生数減少の理由は、単純に女性の社会進出だけではないってことです。
そこには単純な移動や環境や設備に加え、母親の、であるべき姿、という見えないプレッシャー、
世の中の仕組みが絡み合っていると思うのです。
そして、以前残念な話も聞きました。
海外から日本に駐在してくる人は家族を日本に連れてきたくない
家族も日本で子育てしたくない、と考えている人が多いということ。
ツーリストとしてくるには楽しい街かもしれないけれど
実際に子育てするとなると、全く別だという認識は
しっかりと海外の人にも伝わっている、ということ。
これは私もとてもがっかりしました。。
帰国して1年半が過ぎ、、
日本からアメリカ、アメリカから日本、
と住まいを移動しながら
自分の中にある当たり前を行ったり来たりして
まだ今日本の当たり前がだんだん定着しつつあることに
少しばかり危機感も感じなくもありません。
この本をきっかけに、
これから海外に住む方にとって、その当たり前とどう向き合うかなど
少し参考になるような話ができたらと思います。
駐在が決まって悶々としている時期の方も多いと思います。
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